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コンプレックスの分子量 トピック削除
No.6490-TOPIC - 2017/11/28 (火) 22:35:06 - 分子量
お世話になります。

ミトコンドリアのコンプレックスについての実験をスタートしようとしており、ブルーネイティブページを想定しています。
そこで論文を読み、コンプレックスごとの分子量を調べていたのですが、ウエスタンのように単一バンドでなく、スメア状のバンドになっています。
おおよその大きさはわかったのですが、ちゃんとした分子量を知りたいと思い、データベースを検索したものの、逆に違うものがヒットしすぎて拾えきれなくなってしまいました。
このようなときに有効な手段として思いつくのは試したつもりなのですがまだよくわかりません。
他の調べ方などご教授いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いします。
 
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(無題) 削除/引用
No.6490-5 - 2017/12/01 (金) 02:20:12 - q1w23eu7ij8lop;@/_
架橋剤で架橋して普通のSDS-PAGEすればどうよ。でブロッティングしてコンプレクスを構成する蛋白質に対する抗体でwestern blottingしてみるとか。ただ分子量が大きいと分離が難しいかもしれない。とくにコンプレックスがさらにコンプレックスになってスーパーコンプレックスとかなると大きすぎてゲル電気泳動での分離は現実的でないかもしれない。そういうこともあるので古典的だけどこういうときの正攻法としてはゲル濾過がいいとおもうけど。

あとBN-PAGEの原理は勉強した方がいい。

(無題) 削除/引用
No.6490-4 - 2017/11/29 (水) 10:01:04 - AP
分子ふるい効果で分子量と相関した分離をするには分子の形状が関係して、同じ分子量でも嵩高いものは遅く移動します。
BN-PAGEはSDSの代わりに分子量に比例した負電荷をタンパク質に一律につけることはできたとしても、分子の形状を揃えることはできません(してしまったらNativeではない)。
分子量をどうこう論議できる実験じゃないと思いますが。


ル濾過クロマトグラフィーとか、BN-PAGEをやってみてMASSでバンドのアサインをするとか、自前でやったらどうですか。BN-PAGEはトリッキーなので自分でやったときに文献と同じ分離をするとは限らないですし。

(無題) 削除/引用
No.6490-3 - 2017/11/29 (水) 05:59:58 - おお
ちゃんとした分子量というのは具体的に何を念頭に言っているのでしょうか?人、牛、ラット、マウスなどでは構成分子の分子量からコンプレックスの分子量が計算されています。実験的にと言うならばあなたの実験の結果が全てですので、スメアである程度範囲があるなら250から300kDaに検出されたというふうになるわけでそれが実験結果のしてのちゃんとした分子量でしょう。

くわえてスメアになる原因についても考察するべきではないでしょうか。

(無題) 削除/引用
No.6490-2 - 2017/11/28 (火) 23:14:49 - cDNA
論文ではスメアになっていたということでしょうか。
実際にBN-PAGEが難しいというか、サンプルの純度によって難易度が違います。夾雑物が多いとBN-PAGEでの青いバンドはスメアに見えますが、活性染色を行うと、酵素自体はそれなりのバンドになっていることが多いです。SDS-PAGEのようなシャープなバンドは期待してはいけません。
Nature protocolのblue native page (PMID: 17406264)の写真がスメアだというのであれば、あれは綺麗な方なのですが、確かにスメアです。

生物種はなにでしょうか。
培養細胞など、サンプル量が少ないとどうしても純度の高いミトコンドリアを十分量手に入れるのが難しいです。ウシ心筋のような大量に手に入るものから高純度のミトコンドリアを調製すると、かなりきれいな電気泳動像が得られます。

分子量は確かに難しいですが、keggなどを参考にしてはどうでしょうか。
http://www.genome.jp/kegg-bin/show_pathway?map=map00190&show_description=show

コンプレックスの分子量 削除/引用
No.6490-1 - 2017/11/28 (火) 22:35:06 - 分子量
お世話になります。

ミトコンドリアのコンプレックスについての実験をスタートしようとしており、ブルーネイティブページを想定しています。
そこで論文を読み、コンプレックスごとの分子量を調べていたのですが、ウエスタンのように単一バンドでなく、スメア状のバンドになっています。
おおよその大きさはわかったのですが、ちゃんとした分子量を知りたいと思い、データベースを検索したものの、逆に違うものがヒットしすぎて拾えきれなくなってしまいました。
このようなときに有効な手段として思いつくのは試したつもりなのですがまだよくわかりません。
他の調べ方などご教授いただければ幸いです。
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