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細胞の酸化ストレス実験 トピック削除
No.9519-TOPIC - 2021/02/18 (木) 14:32:09 - BBB
はじめまして。
細胞の酸化ストレス実験についてご相談させてください。
培養細胞の酸化ストレス応答を見る実験を組みたいのですが、一般的に用いられる過酸化水素では、作業時間によって活性が極端に落ちてしまうようで、再現をきれいにとることができません。
そこでご相談ですが、比較的安定性の高い酸化物質をご存じないでしょうか。過酸化水素に置き換えて、再現性の高いストレス実験を組めればと考えております。または過酸化水素を用いるストレス実験での注意点等でも構いません。

どうぞ宜しくお願い致します。
 
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(無題) 削除/引用
No.9519-9 - 2021/02/20 (土) 06:35:13 - おお
>[Re:8] bnさんは書きました :

ありがとうございました。そういう見方があるのですね。今後そういうことも頭の片隅に入れて必要なときに考えて見ることにします。

(無題) 削除/引用
No.9519-8 - 2021/02/19 (金) 12:42:58 - bn
すみません。文献とか分かりません。昔、大学の時、生化学の講義は割と興味あって多少真面目に勉強して、以下のようなことを授業で習ったので書いたけでこの分野は専門外のため詳細は専門の方に聞いてください。
学生実習でカタラーゼのH2O2に対するKmを調べたらえらく大きい値で、抗酸化酵素とか言うほど働いてないと言う印象があってその時先生が酵素量がとても多いのでそれでなんとかカバーしてるといってたので。カタラーゼのない人もいると聞いたのが記憶にあります。カタラーゼは普段はペルオキシソーム(PX)に局在する抗酸化酵素(たくさんROS産生するのにあそこはたぶん他に抗酸化分子ないと思うのでPX的にはカタラーゼは重要と思う)強い酸化ストレスの負荷時にはペルオキソームから細胞質に放出されるとかも授業で聞いたような気がするけど詳しく覚えてません。あと授業でグルタチオンペルオキシダーゼ(GPX)はミトコンドリアと細胞質それぞれにあって、GSH依存的な脂質ペルオキシドとH2O2の消去が主な仕事ですと習ったのでそう思いました。またGPXがうまく働かないと生命に関わる深刻な病気を発症するらしいので大事かなあとか思いました。

(無題) 削除/引用
No.9519-7 - 2021/02/19 (金) 11:31:13 - ii
Antimycin AでミトコンドリアのROS産生を上げられますが、下の方でも言われているとおりどのようなタイプの酸化ストレスを想定しているのか考える必要があるかと

(無題) 削除/引用
No.9519-6 - 2021/02/19 (金) 02:39:46 - TK-1
分、時間、日、週単位で見たのかによって話は変わるでしょうから、人にきくときはもうちょっとスペシフィックにしたほうがいいんじゃないですか。

(無題) 削除/引用
No.9519-5 - 2021/02/19 (金) 00:47:17 - おお
>あと多くの細胞ではH2O2の消去は実質的にグルタチオンパーオキシダーゼの仕事と思うんだが。カタラーゼってあれ実際はおそらくペルオキシソームのH2O2処理担当と思う。

ありがとうございます。ミトコンドリアのSODでしょうじたH2O2はカタラーゼにより消化されるという模式図をよく見てきたので。H2O2は膜透過性ではありますしあまり局在も重要でないとも思っていました。
ご指摘の件なにか文献など示していただけないでしょうか。

(無題) 削除/引用
No.9519-4 - 2021/02/18 (木) 21:05:58 -  bn
血清は抗酸化タンパク質のアルブミンが大量にあるから血清ありか無血清かでかなり事情が変わってくると思うんだが培地条件はどんなですか。てか血清は他にもその類の分子含んでるし。で、無血清培地でH202のdose振って予備実験していい感じの条件を設定することを勧める。
あと多くの細胞ではH2O2の消去は実質的にグルタチオンパーオキシダーゼの仕事と思うんだが。カタラーゼってあれ実際はおそらくペルオキシソームのH2O2処理担当と思う。

(無題) 削除/引用
No.9519-3 - 2021/02/18 (木) 15:49:04 - おお
>一般的に用いられる過酸化水素では、作業時間によって活性が極端に落ちてしまうようで、
どのような作業なのかと思いましたが、、、、

酸化ストレスをかけるといってもかなり幅広い試薬、方法があります。まあちょっときりがない上に今解説するほど覚えてないし、それぞれ特徴があって同じ細胞の反応が得られるかという意味でも選択できるかどうかというのもありますから、機会があったらにしますが、

ちょっとした発想をかくと、細胞内で生じたH2O2はカタラーゼによって排除されるわけで、カタラーゼのInhibitorがあればいいじゃんっていうはなし。

3-Amino-1,2,4-triazole is a small molecule irreversible inhibitor of catalase,。。。
https://www.scbt.com/p/3-amino-1-2-4-triazole-61-82-5

リファレンスも示しているようだし、その他文献検索もしながら使えそうか考えてみてください。

(無題) 削除/引用
No.9519-2 - 2021/02/18 (木) 14:47:55 - mp
酸化剤は色々あると思いますが、亜ヒ酸など良く使われるのではないでしょうか。ただヒ素を使うのが気持ち悪いのであればメナジオンやBSOなどはどうでしょう?酸化剤は作用メカニズムの違いによって細胞の反応も変わってくるのでいくつか試してみるのがいいと思います。

細胞の酸化ストレス実験 削除/引用
No.9519-1 - 2021/02/18 (木) 14:32:09 - BBB
はじめまして。
細胞の酸化ストレス実験についてご相談させてください。
培養細胞の酸化ストレス応答を見る実験を組みたいのですが、一般的に用いられる過酸化水素では、作業時間によって活性が極端に落ちてしまうようで、再現をきれいにとることができません。
そこでご相談ですが、比較的安定性の高い酸化物質をご存じないでしょうか。過酸化水素に置き換えて、再現性の高いストレス実験を組めればと考えております。または過酸化水素を用いるストレス実験での注意点等でも構いません。

どうぞ宜しくお願い致します。

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