TaKaRaのBrevibacillus Expression systemを用いて、タンパク発現に挑戦しえおりますが、中々うまくいきません。
もちろん目的とするタンパク質はあるのですが、現状ポジコンのpNCMO2-BLA DNAの発現すらできていないので、ここから解決したいと思っています。
方法は基本メーカーのプロトコールにのっとっています。
エレポ(Gene pulserII)してMTNmプレートに蒔き、37℃でO/Nで培養。
→コロニーをピックアップして、TM液体培地で72時間培養(30℃, 200rpm, ロータリーシェーカー)
上清、pptとも、CBB染色をしてもα-アミラーゼの発現が確認できません。
今疑問・問題になっている点として、
@ポジコンであっても、10とか20コロニーつつく必要があるのか(普段2コロニー程度)
Aポジコンであっても、液体培地で培養すると菌体が増えてこないことが結構ある(今回は2個つついて、1個は全く菌が増えず)
B小スケール培養後の、上清での発現チェックでも濃縮は必要か(今は未濃縮)
C一度大量に増えるコロニーが得られればグリセロールストックなどは可能か
DBrevibacillusのコンピテントセルをラボで作製するのは可能か?
(普段大腸菌のコンピはラボで作製し、8乗程度にはなっているので、設備・技術的には問題ありません。)
Eプラスミドの精製度は大腸菌よりもシビアに効いてくるか
(普段はカラム精製でプレップしたのみで、フェノクロ抽出などは行っていません)
※ポジコンは購入した原液を使っているので、Eの疑問とは関係ありません
Fその他、培地などに工夫されていたらおしえていただけますでしょうか?
(現在はメーカー推奨のMTNmおよびTMNmを自作しています)
ルーチンでBrevibacillusを動かしているかたがおられましたら、
アドバイスをお願いいたします。 |
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