APさんの意見に賛成です。
stop-リボソーム結合部位-ATGあたりの配列によって翻訳効率が大きく変わる可能性があります。
大腸菌のオペロンを眺めると、リボソーム結合部位は直前のORF内もしくはstopコドンに重なっていることが多いです。前のORFを合成したリボソームがRNAから離れることなく次のOFRの翻訳を始めるためだと思っています。
そこでpETシリーズやpColdシリーズ(だったかな?)を参考にするとよいでしょう。”Translational Enhancer”というkeywordで探してみてください。
というか、これら専用?の発現ベクターにペプチド-蛍光タンパク質を入れる方が大量に産生されると思います。
pAcGFP1はpUC oriの多コピーplasmidかつlac promoterを利用しているので、非誘導時でも目的タンパクが発現していると思います。このため、ペプチド-蛍光タンパク質が大腸菌の生育に不都合だとplasmidが不安定になるかもしれません。
また、使用コドンは大腸菌のメジャーコドンを使いましょう。
精製を考えているなら、蛍光タンパク質のC末または、peptide(+多少のリンカー)と蛍光タンパク質の間などにHisタグ等を入れておくとよいかも(ただしpeptideの機能に影響がある可能性もある)。 |
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