PEM buffer + sorbitolなんだとおもいますが、
PEM bufferならMg++濃度はたった0.2 mM、粉末試薬を計量してあとから加えることも出来るでしょうし、1 Mのストック溶液を加えるにしてもたった1/5000 volですから、終体積、終濃度にあたえる影響は無視できる程度です。それともこれとは組成が違うのかしら。
PEM bufferはいろいろな場面で使われるみたいですが(たとえば固定液)、EGTAはCa++を選択的にキレートしてのぞく作用があり、そこにMg++を加えているわけです。この二価カチオンの状態(フリーのCa++があまりなくて、Mg++が多い)は生体内に近く、そういう環境をもたらすための調合だと理解しています。 |
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