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公知の抗体の遺伝子配列は特許になるか トピック削除
No.274-TOPIC - 2009/04/03 (金) 19:26:52 - こうちん
ある抗原に対する抗体産生ハイブリドーマが市販されていました。
これを購入し、total RNAを抽出して、5'-RACEによりこの抗体をコードするcDNAを取りました。
このcDNA配列をGenBankで相同性検索して気付いたのですが、どうもこの抗体遺伝子(可変部)の配列は公的な遺伝子データバンクには登録されていないようなのです。
解読したH鎖およびL鎖のcDNAを発現ベクターにつないでCHOに発現させると、この抗体が産生され、目的の抗原に特異的に結合できるということは確認済みです。
この抗原はよく知られたある種の疾患に関わる受容体で、それに結合する抗体には医薬品としての応用の可能性があると思われます。

このような状況なのですが、こうやって得られた抗体の「遺伝子配列」は特許申請することが可能なのでしょうか。
前述のようにこの抗体はハイブリドーマとして、そして他社からは抗体そのものも市販されているので、その遺伝子配列のみを特許として申請できるのかどうかが分からず悩んでおります。
ご助言をお願いいたします。
 
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ありがとうございました 削除/引用
No.274-7 - 2009/04/07 (火) 16:14:57 - こうちん
あ、すみません。
自分が締切りをしたトピックがさらに伸びることがあるんですね。
知りませんでした。

>[Re:5] DNAIさん
> 今回のケースでも遺伝子情報はデータベースには登録されていなくても、細胞株は寄託されていて、特許が成立している可能性があります。

寄託ですか。
なるほど、そういう方法があるのですね。
やっぱりダメっぽいですねぇ。。
私としても、抗体の遺伝子に関しては、まさかこんな重要なものが特許されていないとは思えなかったので、ダメならダメであきらめはつきます。
ありがとうございました。

>[Re:6] あさん
> >>この抗原はよく知られたある種の疾患に関わる受容体で、
> という時点で、すでに用途特許はないのでは。。。

詳しくは書けないのですが、もちろんこの抗体をそのままただのブロッキング抗体として用いるのではないですよ。
遺伝子を取っているのは、ここに一工夫加えるためです。
その「工夫」自体はまだ類例がない(と思われる)ので、たぶん特許になると予想しています。
いずれにせよ、過去の特許をよく調べなきゃいけないのはおっしゃる通りですね。
ご指摘ありがとうございます。

(無題) 削除/引用
No.274-6 - 2009/04/07 (火) 00:08:16 - あ
>>この抗原はよく知られたある種の疾患に関わる受容体で、
という時点で、すでに用途特許はないのでは。。。

出すだけであればいくらでも可能だと思いますが、成立するかどうかはまた別の問題ですし、よく調べられた方が良いかと。

(無題) 削除/引用
No.274-5 - 2009/04/06 (月) 17:42:11 - DNAI
済になっていますが、一言。
以前の経験では、特許化にはハイブリドーマの寄託かシーケンス配列の明示が必要でした。
今回のケースでも遺伝子情報はデータベースには登録されていなくても、細胞株は寄託されていて、特許が成立している可能性があります。
やはり特許を調べるのが先決かと思います。

(無題) 解決済み 削除/引用
No.274-4 - 2009/04/06 (月) 16:27:02 - こうちん
> tontan様
コメントありがとうございます。
そうですよね、やはりTLO担当者の腕の見せ所だとは思うんですが。。
うちの担当者、正直かなり頼りないんですよね。。
しかし、それでも私よりは詳しいはずなので、相談してみることにします。

> ~ 様
> 配列よりも、治療方法の方が特許になりやすそうな…
もちろん用途特許を目指しているんですが、その過程でこの抗体の遺伝子配列自体が公的データバンクに登録されていないことに気が付いたので上記の質問をした次第です。
遺伝子を押さえられれば、一本鎖抗体などの応用ができますものね。
> ハイブリドーマの販売元から(目的外の使用などで)訴えられるかも…
私もそれを一番恐れています。
権利関係の文書の読み方というのはどうも苦手でして、やはりtontan様へのお返事と同様、知財に(私よりも)詳しい人と直接相談してみないことには解決しそうにありませんね。

お二人とも、ご回答ありがとうございました。
しかし、自分のことを棚に上げて言うのもなんですが、どうも日本の(基礎)科学者はまだまだ特許に関するノウハウが足りていませんね。
論文を書くことと特許の明細書を書くことは全く違う技術が要求されますが、前者はともかく、後者に関しては、少なくとも私はこれまで一度も体系立てた訓練を受けたことがありません。
今はどうなんでしょう?少しは改善していますかね。

(無題) 削除/引用
No.274-3 - 2009/04/04 (土) 08:52:39 - ~
配列よりも、治療方法の方が特許になりやすそうな…
ハイブリドーマの販売元から(目的外の使用などで)訴えられるかも…
遺伝子バンクを調べるだけでなく、特許調査もしないと…

というのは貴方が全情報を開示しても大丈夫な、
知財に詳しい人に相談しないと分からないでしょう。

Re: 公知の抗体の遺伝子配列は特許になるか 削除/引用
No.274-2 - 2009/04/04 (土) 01:13:21 - tontan
たぶん、同じ意見が出るでしょう。
こうちんさんの大学なり、研究機関にもそのような相談の窓口があるので、そこにご相談されることをお勧めします。親身になってご協力していただけるものと思います、ひょっとして莫大な利益になるかもしれませんものね。

公知の抗体の遺伝子配列は特許になるか 削除/引用
No.274-1 - 2009/04/03 (金) 19:26:52 - こうちん
ある抗原に対する抗体産生ハイブリドーマが市販されていました。
これを購入し、total RNAを抽出して、5'-RACEによりこの抗体をコードするcDNAを取りました。
このcDNA配列をGenBankで相同性検索して気付いたのですが、どうもこの抗体遺伝子(可変部)の配列は公的な遺伝子データバンクには登録されていないようなのです。
解読したH鎖およびL鎖のcDNAを発現ベクターにつないでCHOに発現させると、この抗体が産生され、目的の抗原に特異的に結合できるということは確認済みです。
この抗原はよく知られたある種の疾患に関わる受容体で、それに結合する抗体には医薬品としての応用の可能性があると思われます。

このような状況なのですが、こうやって得られた抗体の「遺伝子配列」は特許申請することが可能なのでしょうか。
前述のようにこの抗体はハイブリドーマとして、そして他社からは抗体そのものも市販されているので、その遺伝子配列のみを特許として申請できるのかどうかが分からず悩んでおります。
ご助言をお願いいたします。

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