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培養細胞のサイトカイン放出、細胞増殖 トピック削除
No.3432-TOPIC - 2010/10/28 (木) 16:04:13 - 培養初心者
いつも参考にさせていただいております。
的外れな質問かもしれませんが、脾臓やリンパ節の培養細胞に何らかの刺激を加え、さらに薬剤添加でサイトカイン放出が抑制されたという論文がありますが、これらの論文では細胞増殖の抑制(MTTアッセイなど)に関しては検討しているものはほとんど見ません。
たとえばある薬剤で炎症性サイトカインの放出がELISAをすると抑制されたという結果があったとして、細胞増殖自体が抑制されているのであればサイトカイン放出量が減少するのは当たり前のような気がします。
この結果をもってこの薬剤には抗炎症作用があるという結論にしてもよいのでしょうか。単に薬剤に細胞毒性があるだけではという考えも成り立つのでしょうか?

わかりにくくてすいませんがどなたかご教授ください
 
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(無題) 削除/引用
No.3432-3 - 2010/10/28 (木) 20:04:00 - ami
もっともな意見だと思います。僕はその類の実験は、常に細胞毒性とかそういうものが裏に潜んでいると思ってます。

> この結果をもってこの薬剤には抗炎症作用があるという結論にしてもよいのでしょうか。単に薬剤に細胞毒性があるだけではという考えも成り立つのでしょうか?

抗炎症作用がある、という結論は結論だと思いますけど、その抗炎症作用は細胞毒性に依存している、という結論だと思います。

(無題) 削除/引用
No.3432-2 - 2010/10/28 (木) 16:13:53 - あ
>細胞毒性があるだけではという考えも成り立つのでしょうか?

もちろん成り立ちます。例えば、タンパク質合成阻害剤を添加すればサイトカインの合成は止まり、分泌阻害剤剤を添加すれば細胞外に放出されなくなるように、「ある薬剤」がタンパク質合成や分泌を抑制している可能性は否定できません。

ですので、特定のサイトカインだけを抑制する、とか、特定の刺激の時だけ抑制するなどのコントロールは必要と思います。もしくは、その薬剤のターゲットのノックダウンやノックアウト細胞で同じ実験をする、というコントロールも考えられます。

培養細胞のサイトカイン放出、細胞増殖 削除/引用
No.3432-1 - 2010/10/28 (木) 16:04:13 - 培養初心者
いつも参考にさせていただいております。
的外れな質問かもしれませんが、脾臓やリンパ節の培養細胞に何らかの刺激を加え、さらに薬剤添加でサイトカイン放出が抑制されたという論文がありますが、これらの論文では細胞増殖の抑制(MTTアッセイなど)に関しては検討しているものはほとんど見ません。
たとえばある薬剤で炎症性サイトカインの放出がELISAをすると抑制されたという結果があったとして、細胞増殖自体が抑制されているのであればサイトカイン放出量が減少するのは当たり前のような気がします。
この結果をもってこの薬剤には抗炎症作用があるという結論にしてもよいのでしょうか。単に薬剤に細胞毒性があるだけではという考えも成り立つのでしょうか?

わかりにくくてすいませんがどなたかご教授ください

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