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X線照射後 免疫細胞の置換 トピック削除
No.3433-TOPIC - 2010/10/28 (木) 17:44:01 - まい
現在、免疫細胞を置換したマウスの感染実験を考えています。

具体的には、マウスにX線照射し白血球を破壊して、
白血球が豊富に含まれているとされる脾臓細胞を移入し、
免疫細胞の置換を行います。
そして、そのマウスを用いた感染実験を行いたいと考えています。

そこで質問なのですが、
感染実験は移入後いつ行えばよいのでしょうか?

骨髄を移入した場合は、
完全に置換されるのに6〜8週程度かかるらしいのですが、
脾臓細胞の場合は、成熟リンパ球が多いようですので、
移入後すぐの実験になるのでしょうか?

参考になりそうな文献もあまり見当たらず
とても困っています。

先生方のお知恵をお貸しください。
よろしくお願いいたします。
 
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みなさん、ありがとうございました 解決済み 削除/引用
No.3433-11 - 2010/11/02 (火) 10:08:46 - まい
みなさんから頂いた貴重なアドバイスを参考に
実験を進めていきたいと思います。

ありがとうございました。

本当にありがとうございました 削除/引用
No.3433-10 - 2010/11/02 (火) 10:00:44 - まい
>TK-1さん

非常に分かりやすい解説、大変ありがとうございました。
感染後、どの免疫細胞が重要であるのかや
実験自体をどの様に進めるかなど
今後、実験の方向性をしっかりと考えていきたいと思います。

貴重なご助言、ご指導、
本当にありがとうございました。

(無題) 削除/引用
No.3433-9 - 2010/11/01 (月) 23:24:01 - TK-1
> 感染はVSVを用いようと考えています。実験系としては、
> 健康体C57BL/6Jマウスのある遺伝子に変異が存在すると病気になるという系で、体細胞、免疫細胞のどちらの遺伝子変異が発症に重要であるのかを
> 調べるものです。
細かいことですが、この場合、体細胞というのは適切な表現ではないです。免疫細胞も体細胞です。
それはおいといて、そのKOマウスではVSVに対して感受性があがるのか、それとも抵抗性があがるのかで、この先の方向性は変わっていくと思いますし、仮にそのノックアウトで感受性が上がっているのであれば、それはその時点でのブロックによるものかによると思います。例えばVSVそのもののinnate cellによる認識(例えば感染後短時間でのtypeI IFNやIL6産生)が問題であれば、macrophageやDCを入れ替えないと行けないので、BM chimeraが必要です。それが、T細胞により感染細胞の排除や、B細胞による抗体産生の問題であればRAG-KOに正常の脾臓細胞と異なったALLOTYPEのKO細胞を混ぜていれてやる(radiationはいりません)か、正常の脾臓細胞をいれたRag-KOとKO細胞を入れたものを比較することで今後の方向性が見えてくると思います。

(無題) 削除/引用
No.3433-8 - 2010/11/01 (月) 12:28:01 - まい
>TK-1さん

的確なご助言ありがとうございました。

感染はVSVを用いようと考えています。実験系としては、
健康体C57BL/6Jマウスのある遺伝子に変異が存在すると病気になるという系で、体細胞、免疫細胞のどちらの遺伝子変異が発症に重要であるのかを
調べるものです。

通常ならば、骨髄を用いて免疫細胞全てを再構築する必要があると
思うのですが、
脾臓細胞移入実験の検討をある程度進めてきたため、
脾臓細胞移入でもこの実験が成り立てばと思い質問させて頂きました。

(無題) 削除/引用
No.3433-7 - 2010/11/01 (月) 11:52:11 - TK-1
>[Re:6] まいさんは書きました :
> >TK-1さん
>
> ご助言ありがとうございました。
> Peripheral T cell transfer model では、radiationを行わずに
> 細胞の置き換えが可能なのですか?

どういう感染系を使うつもりなんですか?例えば、listelliaやVSVなどのpathogenならOVA抗原を発現するようなpathogenとOVA-specific TCR tgを使えば、radiationなしで免疫反応は見れます。もしそのような系でないのであれば、RagKOやTCR-KOに脾臓やリンパ節由来の末梢リンパ球をそのまま入れてやればそのままで感染実験はできると思います。

もし全血球やmacrophageなどの置換を考えてられるなら、BM transferが必要かと思います。

(無題) 削除/引用
No.3433-6 - 2010/11/01 (月) 10:22:37 - まい
>TK-1さん

ご助言ありがとうございました。
Peripheral T cell transfer model では、radiationを行わずに
細胞の置き換えが可能なのですか?

(無題) 削除/引用
No.3433-5 - 2010/10/29 (金) 21:58:02 - TK-1
そもそもperipheral T cell transfer model でradiationをする必要はありません。

ご回答ありがとうございました。 削除/引用
No.3433-4 - 2010/10/29 (金) 12:31:12 - まい
>amiさん
免疫細胞を入れ替え後、病態の変化(血糖値や病理組織など)を
調べたいと考えています。
例えば、C57BL/6などの健康体マウスに、
ウイルス感受性マウス由来の脾細胞を移入し、
ウイルス接種後、病態変化を調べるなどです。


>モモさん
脾臓移入後の細胞数タイムコースや、
それが移入されたものなのかどうかの検討も
行ってみたいと思います。
ご指摘ありがとうございます。

(無題) 削除/引用
No.3433-3 - 2010/10/28 (木) 20:56:13 - モモ
参考になる文献がないというのなら、自分で検討するのがいいのだと思います。脾臓移植後に免疫細胞のタイムコースを見るのではないかと思います。
たとえ参考文献が合っても必要なプロセスだと思います。

(無題) 削除/引用
No.3433-2 - 2010/10/28 (木) 20:08:14 - ami
何が見たいのかに非常に興味があります。それに加えて、何が見たいのかわからないと答えようがない、っていう感じです。

X線照射後 免疫細胞の置換 削除/引用
No.3433-1 - 2010/10/28 (木) 17:44:01 - まい
現在、免疫細胞を置換したマウスの感染実験を考えています。

具体的には、マウスにX線照射し白血球を破壊して、
白血球が豊富に含まれているとされる脾臓細胞を移入し、
免疫細胞の置換を行います。
そして、そのマウスを用いた感染実験を行いたいと考えています。

そこで質問なのですが、
感染実験は移入後いつ行えばよいのでしょうか?

骨髄を移入した場合は、
完全に置換されるのに6〜8週程度かかるらしいのですが、
脾臓細胞の場合は、成熟リンパ球が多いようですので、
移入後すぐの実験になるのでしょうか?

参考になりそうな文献もあまり見当たらず
とても困っています。

先生方のお知恵をお貸しください。
よろしくお願いいたします。

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