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5-aza-dCの取り扱いについて トピック削除
No.3482-TOPIC - 2010/11/06 (土) 02:20:21 - DrCarter
いつもお世話になっております。
エピジェネティクス関連の実験を手探りで始めた者です。
DNA脱メチル化剤の5-aza-dCの取り扱いについてうかがいます。

5mg入りの瓶を購入し、微小天秤で1mgを量って希釈しようと思ったのですが、瓶を空けてみるとほとんど粉末を視認できませんでした。
目をこらしてみると瓶の内側面全体にほんのわずかの粉末が貼り付いているだけで、薬匙で瓶の中を引っかいてみても、ほとんど出てきません。

このような場合、
瓶の中に5mgあると信じて、全量を希釈・分注して使用するしかないものなのでしょうか?

Molecular weightの大きい粉末状物質を扱ったことがなく、周りに適切なアドバイザーのいない状況で実験をしております。
基本的な質問で申し訳ございませんが、何卒お願い申し上げます。
 
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ありがとうございました。 削除/引用
No.3482-7 - 2010/11/10 (水) 00:49:11 - DrCarter
みなさま、ご丁寧にどうもありがとうございました。
また何か質問させて頂くこともあるかと思いますが、その際はよろしくお願い申し上げます。

(無題) 削除/引用
No.3482-6 - 2010/11/07 (日) 14:31:33 - MBB
5-aza-dCは低分子の部類ではないかと思いつつ。
もし5-aza-dCのモル吸光係数が分かっているなら、それで濃度を見積もってみては
いかがでしょうか?
純度が高い試薬なら、それで大体の量がわかりますよ。

(無題) 削除/引用
No.3482-5 - 2010/11/07 (日) 09:49:28 - Boston-Pullman
水溶性の薬剤は、バイアルに分注された生食液(たぶん医療用)で溶解させています。微量な場合、薬剤の質量は確認していません。試薬自体の汚染は想定していないので、滅菌処理無しに vivo の実験に使用しています。5-aza-dC は vitro でしか使ったことがありせんが、培地に抗生剤が入っているので、滅菌にそこまで神経を使わなくとも大丈夫だと思っています。

(無題) 削除/引用
No.3482-4 - 2010/11/06 (土) 21:30:39 - でむそ
誤解を与えてしまって申し訳ありません。
私は5-azaではなく、抗がん剤関係の研究を行っています。


1:濾過滅菌はできないのですか?
PBSでストック溶液を調整できる薬剤の場合はろ過滅菌をしています。

2、3:遮光は必要なのでしょうか。
申し訳ありませんが、5-azaの安定性に関しては知識を持ち合わせていません。
遮光瓶で発送されてくる粉末試薬は溶液にした後も遮光保存してきたいという私の考えです。

(無題) 削除/引用
No.3482-3 - 2010/11/06 (土) 20:26:28 - DrCarter
でむそさん、ありがとうございます。
安心いたしました。

追加で3つほど質問させて下さい。

1:濾過滅菌はできないのですか?
業者にすすめられるままにPBS希釈の後にフィルター滅菌してしまったのですが、吸着されてしまうのでしょうか?

2:遮光は必要なのでしょうか。
確かに粉末は遮光瓶で送られてきましたが、マニュアルにはunstableとしか書いてなかったので、普通のチューブに分注してしまいました。

3:Very unstableであり操作はon iceで行うようマニュアルに書いてある割には、細胞に加えた後1-3日間37℃でおくこともあるかと思います。5-aza-dCが失活するまでの短い時間でもdish内のDnmtが枯渇するには十分、という理解でよろしいのでしょうか?

お忙しいところ申し訳ございませんが、よろしくお願い申し上げます。

(無題) 削除/引用
No.3482-2 - 2010/11/06 (土) 14:58:05 - でむそ
>瓶の中に5mgあると信じて、全量を希釈・分注して使用するしかないものなのでしょうか?

そうしています。
特にDMSOで溶かす場合はDMSO中で生きていられる微生物はないと仮定し、細胞培養室専用に純度の良いDMSOを1本購入してクリーンベンチ内使用を厳守しています。
ろ過滅菌できないので、薬剤をDMSOに溶かすと同時に、簡易的な殺菌も行われたと仮定しています。

その後、文献を参照に適切な濃度の当たりを定めて、その近辺を中心に濃度を振って活性試験。

試薬の凍結融解の繰り返しも避けたいので、1回で使用できる分量を黒色遮光チューブ(ワトソン社)に分注保存しています。

遮光保存後から解凍するときは、遮光の影響で解凍の様子が目視できないので
解凍のプロトコールを統一します。(37度のウォーターバスで〜分、スピンダウンなど)

5-aza-dCの取り扱いについて 削除/引用
No.3482-1 - 2010/11/06 (土) 02:20:21 - DrCarter
いつもお世話になっております。
エピジェネティクス関連の実験を手探りで始めた者です。
DNA脱メチル化剤の5-aza-dCの取り扱いについてうかがいます。

5mg入りの瓶を購入し、微小天秤で1mgを量って希釈しようと思ったのですが、瓶を空けてみるとほとんど粉末を視認できませんでした。
目をこらしてみると瓶の内側面全体にほんのわずかの粉末が貼り付いているだけで、薬匙で瓶の中を引っかいてみても、ほとんど出てきません。

このような場合、
瓶の中に5mgあると信じて、全量を希釈・分注して使用するしかないものなのでしょうか?

Molecular weightの大きい粉末状物質を扱ったことがなく、周りに適切なアドバイザーのいない状況で実験をしております。
基本的な質問で申し訳ございませんが、何卒お願い申し上げます。

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