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DNA溶液の希釈について(2段階希釈) トピック削除
No.3496-TOPIC - 2010/11/08 (月) 20:30:43 - ゴマ
DNA溶液の希釈についてご教授ください。現在どのような方法が一番安定的に(誤差を少なく正確に)希釈ができるかを検討しているところです。まずは現在の私のやり方を書きます。そこでどのようなやり方がよいと思われるか、また私のやり方で間違っているところがあれば、教えてください。

例えば

1.46×10の9乗のDNA溶液を2×10の6乗まで希釈するとします。

(1.46×10の9乗) ÷ (2×10の6乗) =7.3×10の2乗 =730 
要は元のDNAを730倍に希釈したい訳です。

究極を言えば729μlのTE Bufferなどに1μlのDNAを加えればいいのでしょうが、元がリッチであるため、わずかなピペット操作の誤差が大きな濃度変化を引き起こすと思われます。なので2段階に希釈を行っています。

私の場合

まず× 1/7.3(≒0.137倍)をし、その後× 1/100(0.01倍)にします。

Total 100μlの希釈系列を作ります。@TE 86.3μlに13.7μlの元のDNAを加えたあと、ATE 99μlに@で作ったDNAを1μl加え、最終的に≒730倍にします。

小数点以下のあまりに細かな数字は省いていますが、このように計算したらおおよそ目的の730倍に希釈したDNA 溶液を作れると思います。

このやり方に関して皆様のご意見や他のやり方など、何でも構いませんので教えてください。よろしく御願いします。
 
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皆さまありがとうございます 解決済み 削除/引用
No.3496-11 - 2010/11/09 (火) 22:23:09 - ゴマ
どうもありがとうございます。

数字の設定の仕方など、大変参考になりました。

また何かありましたら是非教えてください。

(無題) 削除/引用
No.3496-10 - 2010/11/09 (火) 21:48:14 - DDD
希釈後のDNA溶液の濃度を測定すれば?
測定機器の感度や、その範囲での誤差も考える必要ありますが…

(無題) 削除/引用
No.3496-9 - 2010/11/09 (火) 07:05:45 - AP
>薄め方は様々なのですね。1μlを取るのは推奨されないようですね。

マイクロピペットの容量の違いや容量範囲のどの辺を使うかで、誤差率が違います。いいところを選べば誤差はおおよそ+/- 1%くらいですが、はずれるともっと大きくなります。

それと、メーカーの出している誤差は、純正チップを使い、熟練した人が使用した場合です。この点は、特に小容量の場合には影響が大きいと思います。

ttp://www.technosaurus.co.jp/product/pipetman_spec.htm

追加失礼、、、 削除/引用
No.3496-8 - 2010/11/08 (月) 22:52:50 - こうじ
・同じような系で
・回数少なく
・ピペット誤差の出にくい自信がある容量
でやるということを基準に考えてます

(無題) 削除/引用
No.3496-7 - 2010/11/08 (月) 22:49:09 - こうじ
730倍なら

25倍
 5uL DNA + 120uL TE
次に29.2倍
 5uL DNA + 141uL TE

多分こうします
5uLにセットしたままピペットがつかえますし。

さっそくありがとうございます 削除/引用
No.3496-6 - 2010/11/08 (月) 21:56:46 - ゴマ
皆さまさっそくどうもありがとうございます。

2段階希釈という点ではあっていてよかったです。

薄め方は様々なのですね。1μlを取るのは推奨されないようですね。
確かに小数点もあまりに小さいのは無視してやっていたので、確かにこれもよくないですね。

大変参考になります。

UCさんに一票 削除/引用
No.3496-5 - 2010/11/08 (月) 21:43:49 - mom-a
1uLも嫌ですが、小数点も嫌なので。

(無題) 削除/引用
No.3496-4 - 2010/11/08 (月) 21:07:52 - UC
僕なら、730倍希釈なら 1) x1/73 2) x1/10 なので、
1) 720uL TE + 10uL DNA → 2) 90uL TE + 10uL DNA ですかね。濃度に拘りたい時に、1uLというのは個人的には避けます。

(無題) 削除/引用
No.3496-3 - 2010/11/08 (月) 20:59:26 - さく
正確性を考えるのであれば、私ならAはやりません。面倒でも90μL+10μLの10倍希釈を2回やります。

1μLだとamiさんの言われるとおり結構ぶれそうですし、1000μLのピペットも1000μLとっても結構ぶれていてあまり信用していないです。
もしかして良いメーカーのピペットと純正チップだったら、こんな面倒しなくても100倍希釈1回でいいんでしょうか?書いていて哀しくなってきました…

たぶん 削除/引用
No.3496-2 - 2010/11/08 (月) 20:38:36 - ami
されている方法がよさげです。ただ、1ulの測定は結構ぶれると思うので、そこの全体を10倍くらいの量にして、990+10くらいにしたほうがいいかな?とは思います。

単位がわからないのであれですが、薄くなりすぎると、チップとか、チューブに吸着する分が無視できなくなってきますので、その辺を確認する必要があります。

DNA溶液の希釈について(2段階希釈) 削除/引用
No.3496-1 - 2010/11/08 (月) 20:30:43 - ゴマ
DNA溶液の希釈についてご教授ください。現在どのような方法が一番安定的に(誤差を少なく正確に)希釈ができるかを検討しているところです。まずは現在の私のやり方を書きます。そこでどのようなやり方がよいと思われるか、また私のやり方で間違っているところがあれば、教えてください。

例えば

1.46×10の9乗のDNA溶液を2×10の6乗まで希釈するとします。

(1.46×10の9乗) ÷ (2×10の6乗) =7.3×10の2乗 =730 
要は元のDNAを730倍に希釈したい訳です。

究極を言えば729μlのTE Bufferなどに1μlのDNAを加えればいいのでしょうが、元がリッチであるため、わずかなピペット操作の誤差が大きな濃度変化を引き起こすと思われます。なので2段階に希釈を行っています。

私の場合

まず× 1/7.3(≒0.137倍)をし、その後× 1/100(0.01倍)にします。

Total 100μlの希釈系列を作ります。@TE 86.3μlに13.7μlの元のDNAを加えたあと、ATE 99μlに@で作ったDNAを1μl加え、最終的に≒730倍にします。

小数点以下のあまりに細かな数字は省いていますが、このように計算したらおおよそ目的の730倍に希釈したDNA 溶液を作れると思います。

このやり方に関して皆様のご意見や他のやり方など、何でも構いませんので教えてください。よろしく御願いします。

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