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GC含量が多いと… トピック削除
No.3852-TOPIC - 2011/01/19 (水) 22:12:19 - GOLILA
いつも勉強させていただいています。

私の今やってる実験は…
外来種遺伝子を大腸菌ホストで発現させよー!
という実験です。

…ですが、
大腸菌ではGC率50数%の酵素で、外来のそれだとGC率60数%のものです。
予想どおり大腸菌では低発現、低活性だったのですが、その説明がまだうまくできません。

@コドン使用頻度のちがい
AGC含量が多いと正しくフォールディングされない
BGCリッチなせいで過剰発現が起こってしまった→細胞毒性
↑は考え付くのですが、『もう少し具体的に』と、いつも言われてしまいます…。

特に、Aの説明で悩んでいます…
よろしかったら、ぜひご意見下さい!よろしくおねがいします。。。
 
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8件 ( 1 〜 8 )  前 | 次  1/ 1. /1


(無題) 削除/引用
No.3852-10 - 2011/01/24 (月) 10:14:50 - ~
始めのGCリッチだからという話がコドンの使用頻度に変わっているような気がしますが。

>大腸菌のコドンUsageとこの外来種の酵素のコドン使用頻度を照合することで、大腸菌で多様されるtRNAの修飾塩基が変わることで、タンパク合成において大きく影響がありますよね。
この文では「照合」と「変わること」はどういう位置関係にあるのでしょうか?
照合の後に変わるというのであれば、貴方が照合さえしなければ大腸菌内での修飾が変わらないのでしょうか?
「よね」と同意を求められても、よく意味が分からないので同意できません。

>その外来種酵素は大腸菌のなかでは転写翻訳には向かないと判断しました。
判断の根拠は何でしょうか?最初に書いた低発現、低活性の確認の際のデータでいえるのかもしれませんが、書かれている情報だけでは判断できないと思います。
予想くらいに留めておいてはいかがでしょうか。
原因が判断できるのは、問題点を同定できたときでしょう。

>翻訳の確認としてウェスタンをやる予定です。
予定?
低発現であったと書いている以上、翻訳産物(タンパク質)量の確認はすでに終わっていますよね。
翻訳だけではなく転写量の確認もしたいというのであれば、これから行なうのはノーザンではないでしょうか。
また、それよりも、
>コドン使用頻度
の違いが原因だと判断したのであれば、
@アミノ酸配列を変えずに大腸菌で使用頻度の高いコドンに置き換えた発現ベクターを作製
Aそれを大腸菌に入れた際の発現量が大腸菌由来遺伝子と同等であるかを評価
するのが、原因の同定と解決に繋がるのではないでしょうか。

回答ありがとうございます 削除/引用
No.3852-8 - 2011/01/23 (日) 23:04:09 - GOLILA
みなさん、返事が遅れまして申し訳有りません。

正直自分の勉強不足も含め、わけのわからん質問になってしまい、反省しています。

目的としては、『説明がしたい』と『解決がしたい』の両方なんですが、まずは低発現だった結果を受け入れ、説明できるようにならなきゃいかんと思いました。

大腸菌のコドンUsageとこの外来種の酵素のコドン使用頻度を照合することで、大腸菌で多様されるtRNAの修飾塩基が変わることで、タンパク合成において大きく影響がありますよね。…で、その照合の結果、その外来種酵素は大腸菌のなかでは転写翻訳には向かないと判断しました。

翻訳の確認としてウェスタンをやる予定です。

(無題) 削除/引用
No.3852-7 - 2011/01/20 (木) 23:20:42 - すばr
低発現はありえるんだろうけど、低活性って?
同じ酵素でGC含有率が低いときと比べて、活性が低いってことですか?

(無題) 削除/引用
No.3852-6 - 2011/01/20 (木) 22:10:10 - 00
その3つだけで説明が付くとも思わないけど、
その遺伝子がその条件で発現量・活性が
低い理由を検証するのって大変な仕事だと思うよ。

説明したいのか、解決したいのかどっち?

(無題) 削除/引用
No.3852-5 - 2011/01/20 (木) 12:36:17 - と
GCが多いとmRNAの二次構造がどうの・・・ってのは聞いたことがあります

(無題) 削除/引用
No.3852-4 - 2011/01/20 (木) 11:46:56 - ~
まずは、
>低発現、低活性
が何と比較してのものなのかも明示しましょう。
大腸菌由来の遺伝子を同じ発現ベクターに入れて導入した場合との比較なのか、貴方が思っていた量よりも低いというだけなのかでは、話が全く変わってきます。

次に、
>予想どおり大腸菌では低発現、低活性
>AGC含量が多いと正しくフォールディングされない
と考えた根拠が何かを明示しましょう。
これらは根拠が無ければ他人に受け入れてもらうのが困難な予想や説明です。
説明できないのは、説明のしかたが分からないだけではなく、文章自体が間違っているということもありうることは忘れないようにしましょう。

@はあるかもしれません。
ただ、これを説明できる適切なコントロールはおそらく置いていないでしょうから、あるかもしれない以上の話にはならないでしょう。

Bが本当だとすれば、タイムコースを取ればどこかの時点で大腸菌あたりの発現量が、大腸菌由来のタンパク質を発現させた場合よりも高い時点があることになりますが、そのような実験は行なったのですか?

(無題) 削除/引用
No.3852-2 - 2011/01/20 (木) 01:39:14 - TK-1
>[Re:1] GOLILAさんは書きました :
> いつも勉強させていただいています。
もっと勉強してください。

> 私の今やってる実験は…
> 外来種遺伝子を大腸菌ホストで発現させよー!
> という実験です。
学生さんなら指導教官に聞くなり教科書で調べるのが先です。


> …ですが、
> 大腸菌ではGC率50数%の酵素で、外来のそれだとGC率60数%のものです。
> 予想どおり大腸菌では低発現、低活性だったのですが、その説明がまだうまくできません。
GC contentの10%の違いがそれほど響くんでしょうね。低活性というのは翻訳後修飾の可能性もありますしね。

> @コドン使用頻度のちがい
> AGC含量が多いと正しくフォールディングされない
核酸のGC contentが高いと蛋白のfoldingがおかしくなれば面白いですね。

> BGCリッチなせいで過剰発現が起こってしまった→細胞毒性
核酸のGC contentが高いと蛋白の発現が高くなれば面白いですね。

> 特に、Aの説明で悩んでいます…
説明は無理だと思います。

GC含量が多いと… 削除/引用
No.3852-1 - 2011/01/19 (水) 22:12:19 - GOLILA
いつも勉強させていただいています。

私の今やってる実験は…
外来種遺伝子を大腸菌ホストで発現させよー!
という実験です。

…ですが、
大腸菌ではGC率50数%の酵素で、外来のそれだとGC率60数%のものです。
予想どおり大腸菌では低発現、低活性だったのですが、その説明がまだうまくできません。

@コドン使用頻度のちがい
AGC含量が多いと正しくフォールディングされない
BGCリッチなせいで過剰発現が起こってしまった→細胞毒性
↑は考え付くのですが、『もう少し具体的に』と、いつも言われてしまいます…。

特に、Aの説明で悩んでいます…
よろしかったら、ぜひご意見下さい!よろしくおねがいします。。。

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