Bio Technical フォーラム

  • バイオ関連の実験をする上での、試薬、機器、プロトコールなどの情報交換の場です。
  • 質問に対して解答できる方は是非、書き込んで下さい。
  • このフォーラムにふさわしくないと管理人が判断した投稿は予告なく削除します。

トピック一覧 | 研究留学ネットに戻る

最新のフォーラム | このフォーラム | ひとつ前のフォーラム(readのみ)

このスレッドをはてなブックマークに追加このスレッドをはてなブックマークに追加

GFPにライゲーション トピック削除
No.3863-TOPIC - 2011/01/21 (金) 09:19:42 - B5
GFPに100 bpほどのインサートを導入し、シークエンス解析でインサートが入ってるのを確認しました。

それをBL21に形質転換して、発現、精製まで行う予定なのですが、

BL21に形質転換したプレートを見たところ、緑色のコロニーと白色のコロニーがあります(白色が7割ほど)。

インサートを導入してGFPの発現効率が低下して、白色になったと考えているのですが、緑と白でなんで差が出てるのかが分かりません。

もしかしたら、緑はライゲーションがうまくいってない、セルフライゲーションなんではないかと思っているのですが・・・

となると、インサートが入ってるベクターと入ってないベクターの2種類のベクターが混じっているということなのか・・・そうなると、シークエンスもうまくいかないのでは・・・

といろいろと考えてしまうのですが。原因が分かりません。

仮に緑のコロニーを選択して、精製して、インサートの活性をみたいと考えているのですが、もしそれにインサートが入ってないとしたら、全く意味のない実験になってしまいますし。。。
 
- このトピックにメッセージを投稿する -



6件 ( 1 〜 6 )  前 | 次  1/ 1. /1


(無題) 削除/引用
No.3863-6 - 2011/01/24 (月) 21:29:40 - Actias
この方がどうか、ということではなく一般の話ですが。

他人にもらったクローンに、複数種類のコンストラクトが入っていることがあります。

複数あるから、「クローン」とは言えないのですが、ライゲーションして候補コロニーを拾い、「当り」ということで、ストリーキングによるシングルコロニーの単離のステップを省略している場合が多いです。

大元の本人は、当りがメインの混合材料で実験するので問題は隠れてしまいますが、サンプルをもらった側は、それを増やすために大腸菌の形質転換をし、シングルコロニーを拾いますので、運が悪いとコンタミのクローンをつかまされることになります。

(無題) 削除/引用
No.3863-5 - 2011/01/21 (金) 11:15:13 - B5
>~さん

ご丁寧にありがとうございます。

楽をして先を急ぐのは良くないですね。

1つ1つ条件検討をしながら、緑と白の差を確認していこうと思います。

ありがとうございます。

(無題) 削除/引用
No.3863-4 - 2011/01/21 (金) 10:42:45 - ~
そもそも発現株の構築であれば条件検討をするのは当然で、
>全く意味のない実験
も中にはあることを受け入れる必要があると思いますけど。

緑と白のコロニーの@ベクター配列とAタンパク質の質や量等のどちらが問題なのかが分かれば問題解決ですよね。

@ミニプレップ→制限酵素処理→電気泳動や、コロニーPCR→電気泳動で、両者にインサートが入っているかは再度確認できますよね。
緑コロニーにインサートが入っていないのか、白コロニーが無関係なベクターが入ったものなのかが分かります。ここで両者に違いが無ければ、株ごとの発現量の差なのでしょう。

A緑と白のコロニーを増やしてタンパク質を回収し、SDS-PAGE。同じタンパク質を発言していても、白コロニーでタンパク質量が少ないのであれば、確認できます。
@の確認をしていなくても、アミノ酸が100bp分(約33アミノ酸分)増えていれば、SDS-PAGEで流せばサイズの違いが分かりますよね。
774さんのWBというのもこの意味かと思います。(発現量が十分であれば、WBでなくCBB染色で見れるはずですが)


>そうなると、シークエンスもうまくいかないのでは・・
貴方の腕が分かりませんので、シークエンシングの際には当たりのベクターを使っていて、その後でコンタミした可能性が否定できるか不明です。
シークエンシング時に既にコンタミしていたが、その量が微量だったためにメインの当たりのピークに隠れていたのかもしれません。

また、大腸菌の発現株でタンパク質を作らなくなるものが出てくるのは珍しくないので、貴方の操作には全く問題なく、たまたま発現しない株が見えているだけなのも否定できません。

(無題) 削除/引用
No.3863-3 - 2011/01/21 (金) 10:24:07 - B5
>774さん

融合タンパク質用です。

すみません、WBで解決出来るという意味がよく分からないのですが。

(無題) 削除/引用
No.3863-2 - 2011/01/21 (金) 10:10:24 - 774
インサートは融合タンパク用でしょうか?それとも転写制御用でGFPとしてintactで発現するコンストラクトでしょうか?

前者ならWBで解決できるかと思います。

GFPにライゲーション 削除/引用
No.3863-1 - 2011/01/21 (金) 09:19:42 - B5
GFPに100 bpほどのインサートを導入し、シークエンス解析でインサートが入ってるのを確認しました。

それをBL21に形質転換して、発現、精製まで行う予定なのですが、

BL21に形質転換したプレートを見たところ、緑色のコロニーと白色のコロニーがあります(白色が7割ほど)。

インサートを導入してGFPの発現効率が低下して、白色になったと考えているのですが、緑と白でなんで差が出てるのかが分かりません。

もしかしたら、緑はライゲーションがうまくいってない、セルフライゲーションなんではないかと思っているのですが・・・

となると、インサートが入ってるベクターと入ってないベクターの2種類のベクターが混じっているということなのか・・・そうなると、シークエンスもうまくいかないのでは・・・

といろいろと考えてしまうのですが。原因が分かりません。

仮に緑のコロニーを選択して、精製して、インサートの活性をみたいと考えているのですが、もしそれにインサートが入ってないとしたら、全く意味のない実験になってしまいますし。。。

6件 ( 1 〜 6 )  前 | 次  1/ 1. /1


パスワードを入力してチェックした記事を チェックした記事を