Bio Technical フォーラム

  • バイオ関連の実験をする上での、試薬、機器、プロトコールなどの情報交換の場です。
  • 質問に対して解答できる方は是非、書き込んで下さい。
  • このフォーラムにふさわしくないと管理人が判断した投稿は予告なく削除します。

トピック一覧 | 研究留学ネットに戻る

最新のフォーラム | このフォーラム | ひとつ前のフォーラム(readのみ)

このスレッドをはてなブックマークに追加このスレッドをはてなブックマークに追加

脱リン酸化酵素阻害剤を入れて固定→免疫染色 トピック削除
No.477-TOPIC - 2009/05/14 (木) 17:43:56 - どうかなぁ
ロシュから出ているPhosSTOPはパラホルムアルデヒドに加えて固定すると
パラフィン切片でリン酸化されたタンパク質の検出があがるそうです。

そこで、私は培養細胞で行う免疫染色はどうかなぁと思いました。
すでにしたことがある方いらっしゃいませんか?

もし、いらっしゃったら結果はどうでしたでしょうか?
また、その時、阻害剤は固定液に加えておくだけで大丈夫なのでしょうか?

パラフィン切片では、固定の後は脱リン酸化酵素を不活化するような溶液で組織を処理しますので、
固定時に阻害剤を入れておけばいいかなぁと思いますが、
培養細胞では(アルコールやメタノールを使わない場合)、そのような溶液にさらされないので、
抗体反応までに、どうなるんだっけ?と思いまして。

宜しくお願い致します。
 
- このトピックにメッセージを投稿する -



3件 ( 1 〜 3 )  前 | 次  1/ 1. /1


(無題) 削除/引用
No.477-3 - 2009/05/15 (金) 16:56:03 - どうかなぁ
ふと、パラホルムアルデヒドで固定すると、失活するんですっけ・・・
酸固定とかと違い、パラホルムで固定するとnativeな形で固定される雰囲気を想像していたのですが・・・。

いや、失活するとは思います、固定されるので、
ですが、積極的に失活するんでしたっけ・・・

どうでも良いですが。

試したことはないですが・・ 削除/引用
No.477-2 - 2009/05/14 (木) 22:46:51 - SSS
 ロシュのデータには懐疑的でして・・・
 パラホルムアルデヒドで固定することで、
タンパク質も失活しますよねー。
 パラホルムアルデヒドが細胞内に浸透していくよりも、
パラホルムアルデヒドの溶液に溶けているPhosSTOPの
阻害成分の方が早く浸透するのでしょうか?

 ホスファターゼによる脱リン酸化を、パラホルムアルデヒドが
阻害するよりも先に、阻害剤がホスファターゼを抑えるのであれば、
ロシュのデータにも納得がいくのですが・・・。どうなんでしょう?

 入れた方が安心するのであれば、ロシュ以外のホスファターゼ阻害剤カクテルセットでも良いように思います。(ロシュじゃないと上手くいかないとは考えにくいので)

 ただ、プロテアーゼ阻害のCompleteにも言えますが、阻害成分を完全にオープンにしていないし、錠剤にするためにPEGやらマンニトールやらポビドンが加えられているようなので、これらの添加剤が実験系に悪影響を及ぼすことも無いとは言えません。(逆に添加剤が組織固定に有利に作用している可能性もあるのかもしれませんが)
 だれかロシュの錠剤には何種類の阻害剤が入っているのかご存知の方は居られませんか?

脱リン酸化酵素阻害剤を入れて固定→免疫染色 削除/引用
No.477-1 - 2009/05/14 (木) 17:43:56 - どうかなぁ
ロシュから出ているPhosSTOPはパラホルムアルデヒドに加えて固定すると
パラフィン切片でリン酸化されたタンパク質の検出があがるそうです。

そこで、私は培養細胞で行う免疫染色はどうかなぁと思いました。
すでにしたことがある方いらっしゃいませんか?

もし、いらっしゃったら結果はどうでしたでしょうか?
また、その時、阻害剤は固定液に加えておくだけで大丈夫なのでしょうか?

パラフィン切片では、固定の後は脱リン酸化酵素を不活化するような溶液で組織を処理しますので、
固定時に阻害剤を入れておけばいいかなぁと思いますが、
培養細胞では(アルコールやメタノールを使わない場合)、そのような溶液にさらされないので、
抗体反応までに、どうなるんだっけ?と思いまして。

宜しくお願い致します。

3件 ( 1 〜 3 )  前 | 次  1/ 1. /1


パスワードを入力してチェックした記事を チェックした記事を