こんにちは、よくわからないことが起きたので助言を頂けると幸いです。 
 
私は大腸菌N567細胞にpCas9-CR4, pKDsgRNA-ackを形質転換し、エレクトロポレーションコンペテントにした後にdsDNAをエレポレし、相同組換えを生じさせゲノムに変異を加えようとしています。(no-SCAR法)その途中でつまずいてしまっているので解決の手がかりが欲しくトピックを作らせていただきました。 
 
問題と言うのは、N567細胞にpCas9, pKDsgRNAの2種類のプラスミドが形質転換できないという所にあります。 
 
手順としては、 
N567にpCas9(Cam r)を37℃ 90sでheatshock、37℃で1h回復の後LB/Camに蒔き37℃ 16h培養 
 
得られたコロニーからheatshock用の細胞を作製 
(同時にminiprepを行いpCas9が形質転換ができていることを確認) 
 
作製したN567/ pCas9にpKDsgRNA(Spec r)を37℃ 90sでheatshock、30℃で2h回復の後LB/Cam, Specに蒔き30℃ 20h培養 
(pKDは温度感受性である為30℃での培養) 
 
得られたコロニーをminiprepし、アガロースゲル泳動を行ったところ、コントロールとして流したpCas9, pKDsgRNAの位置にバンドが見られず形質転換が出来ていないという事が確認されました。 
 
更に、細胞をDH5αに変えて上記の手順で実験を行った結果miniprepによりプラスミドは2つ確認されました。 
 
因みに、N567細胞はpAC, pBRの2つのプラスミドの形質転換は問題なく行えます。 
 
細胞種とプラスミドの組み合わせにより形質転換が行えないという事が起こり得るのでしょうか。稚拙な質問でありましたら申し訳ないです。   | 
             
           
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