Bio Technical フォーラム

  • バイオ関連の実験をする上での、試薬、機器、プロトコールなどの情報交換の場です。
  • 新しいテーマで話を始める場合、質問をする場合は「新しいトピックを作る」から書き込みをしてください。
  • 質問に対して解答できる方は是非、書き込んで下さい。
  • このフォーラムにふさわしくないと管理人が判断した投稿は予告なく削除します。

新しいトピックを作る | トピック一覧 | 研究留学ネットに戻る

ひとつ前のフォーラム(readのみ)

このスレッドをはてなブックマークに追加このスレッドをはてなブックマークに追加

プライマーをかじらないhigh fiderity polymerase トピック削除
No.332-TOPIC - 2012/03/23 (金) 13:26:14 - プライマー
PCRプライマーの3'末に特異性を依存しているため(そこ以外の配列でPCRするとFamilyの遺伝子も増えてしまう。)、プライマーをかじらないHotstart&high fiderity polymeraseを探しています。Platinum Taq High Fidelityで、今までは良かったのですが、primer blastで問題ないはずのprimerで、エクストラバンドが出て、アニーリング温度を上げても消えません。上げすぎると目的産物も消えてしまいます。dNTPやMgSO4濃度をいじろうと思っていますが、他の高い忠実性を持つポリメラーゼにも興味があります。

欲を言えばFidelityも高くHotstartでGC配列に強ければ言うこと無いのですが、お勧めはありますか?以前Vent polymeraseでプライマーをかじられた経験があり、エクソヌクレアーゼが強力だとプライマーが削られるのではと思っていますが、自信はありません。このような考えは間違っているのでしょうか?
 
- このトピックにメッセージを投稿する -



13件 ( 1 〜 13 )  前 | 次  1/ 1. /1


(無題) 解決済み 削除/引用
No.332-13 - 2012/03/30 (金) 13:48:38 - プライマー
サポートからの返事で、Platinum Taq High Fidelityは、exonucleaseを持つpolymeraseとTaqの混合だと分かりました。exonuclease活性の強さは各製品により違うでしょうが、原理的には同じ他酵素でも同様なPCRを試してみようと思います。

ターゲットが少なすぎる問題は、PCRで増やす対象を広げる事で解決できそうです。まだいくつか問題はありますが、それは別のテーマになりますので、この話はここで終わらせていただきます。

投稿してくれた皆様、教えていただきありがとうございました。

(無題) 削除/引用
No.332-12 - 2012/03/29 (木) 07:09:26 - プライマー
こうじ様

>HPLC精製されたものを使っているのですよね?
申し訳ありません。脱塩です。このひとつ前の実験のプライマーも異なるターゲットでの同様の目的で作り、脱塩で駄目だったらHPLCにしようと思っていたのですが、real-time PCRとクローニング&シーケンスで他のプライマーで見られたような、類似配列の増幅がなかったので、今回も脱塩です。今回は増幅がうまくできてないので、類似配列うんぬんのレベルには到っていません。

通りがかり様
>状況を実際に見ていないと、実感もわいてこず、効果的な解決策を挙げること
>が難しいですが、一度、凝り固まった考えがあるのでしたら、それを一旦リセッ>トして柔軟にいくとうまくいくこともあると思います。

おっしゃるとおりです。昨日見つけた文献で、現在使っているマウスの系統(Balb/c)では、現在のターゲットを持つ細胞数が他系統に比べ大変少ない事が分かりました。使う系統からして間違っていました。申し訳ありません。系統と目的細胞の数は以前から気になって探していたのですが、PubMed検索では見つからず、Methodologyの論文の図のひとつで偶然見つけました。勉強不足でした。

以前の人の仕上げ実験ということもあり、また厳格な分担制のため実験計画には参加させてもらえず、サンプルをもって来られてRNA取りからやってといわれて始めた実験です。また過去をくつがえすこともできません。技官の仕事のようで残念ですが、あと2ヶ月程で契約も解除され、無職になる私にとっては最後の実験になるかもしれないので、何とかまとめるつもりです。

系統を替えてPCRした産物をクローニング&シーケンスしてからポジコンをつくり、サンプル内に段階希釈したポジコンと現在のサンプルを混ぜて再度PCRを行い、コピー数の推定から始めます。

ターゲットは目的の細胞でさえあれば、1細胞からのPCRも行われているほど発現量が多く、ここに来て3-4年ポジコン無しのPCRで困った事が殆どなかったので、油断していました。申し訳ありません。

ちなみに、Invitrogenのテクニカルサポートとやり取りしていますが、彼はPlatinum taq high fiderityにはexonuclease活性が無いと言っています。Ventのexo-のfidelityも1.5倍とわずかながら、Taqより高いのでありえない話ではないのですが、添付文章のイントロでexonucleaseを持つポリメラーゼとTaqの組み合わせでfidelityが上がるをしているので、念押しをして返事待ちです。

(無題) 削除/引用
No.332-11 - 2012/03/26 (月) 12:20:46 - こうじ
これだけ気にされているのですから
プライマーの品質は大丈夫だと思いますが
HPLC精製されたものを使っているのですよね?

(無題) 削除/引用
No.332-10 - 2012/03/26 (月) 08:21:50 - 通りがかり
>プライマー同士のミスアニールで、目的外の塩基が付加されたり、プライマーの立体構造が良くなくて正しくない箇所にアニールしたり、配列は完全に一致しなくてもコピー数が多い(RT-PCRですのでRNAの数に影響されます。)など、いろいろあると思います。

既に、うまくいかない理由ばかりを考えておいでのようですが、上記の述べられたことはうまくいっているときも起こっていると思います。
つまり、うまくいっているときも起こっているけど、うまくいくということです。

削られることが問題と思っても、加えたプライマーの100%が完全に削れられるということが起こるとはなかなか考えづらいと私は思います。

もともと、PCR反応にはある程度過剰量のプライマーを入れているからです。

うまくいかないとき、理屈を考えようとすることはよくわかりますが、理屈のための理屈になってしまって動き出せなる袋小路に入ってしまうこともあります。

状況を実際に見ていないと、実感もわいてこず、効果的な解決策を挙げることが難しいですが、一度、凝り固まった考えがあるのでしたら、それを一旦リセットして柔軟にいくとうまくいくこともあると思います。
私から言えてるのここれくらいですみません。

(無題) 削除/引用
No.332-9 - 2012/03/25 (日) 10:33:35 -

ステップダウンは東洋紡のKOD系のウェブページを参考に。

それからアニール時間を10秒以下に短くするという手もあります。ほんのちょっとの時間だけくっつけさせるというイメージです。

(無題) 削除/引用
No.332-8 - 2012/03/25 (日) 05:52:39 - プライマー
説明不足で申し訳ありません。私の状況を詳しく説明すると以下のようになります。

ボスからの命令は並列シーケンサーでの超可変配列の解析で、この際

1. ファミリーの遺伝子からの増幅防止。
2. PCRバイアスをできるだけ減らす。

が求められています。1.については先ほど説明いたしました。

2.は、T7が使えればいいのですが、直線的増幅ではどうにもならないほど、ターゲットが少ないためPCRを選んでいます。類似の実験をした参考文献もPCRで行っていますが、彼らはファミリー全部PCRしていますし(配列を読んだ後分ける)、PCRバイアスを減らす努力を全くしていません。

1.は1チップ(スライド)に乗せるサンプルを増やしたいから無駄な配列を読まないようにしたいので。2.はPCRバイアスをT7と比較した論文を見せたら、こだわるようになりました。元来分子生物学への興味の乏しい人ですが、言い出すと聞きませんので何とかしようとしています。

予備実験で、PCR産物が一定濃度になると明らかに解離温度の異なるヘテロ接合体が形成されることが分かっています。解離しやすい鋳型はPCRに好適でしょうから、この影響を防ぐために、サンプルの一部でほぼ同条件のreal-time PCRを行いサイクル数を決めます(SYBR GREENは産物解離温度を上昇させるためEverGreenを使っています)。装置の蛍光モニタリングのため、アニーリング又は伸張ステップで30秒が必要です。

目的産物は80-100bpで目的外PCR産物は200bp以上なので、伸張時間が減らせない以上ポリメラーゼ量を減らそうと思っていますが、PCRでポリメラーゼを増減されている方はいらっしゃいますか?

またPlatinum Taq High Fidelityは経験的には、普通のTaqより高次構造に強いと感じましたが、表記上はGC配列に強い酵素では無いようです。PCR産物配列による増幅効率の違いを減らすには、GC配列に強い酵素の方が良いのかと思ったのと、高温活性化がゆっくり起きる方が1サイクル目のプライマーの非特異的結合を防げるのかと思い別酵素も含めた検討を始めています。

Qiagenのthe HotStar HiFidelity Polymeraseは上記条件を満たすのですが、
>Please note that single-stranded oligonucleotides (i.e. the
> primers) can also be a substrate for the 3'-5'-exonuclease activity >of this proofreading polymerase. Our R&D has observed that a higher >concentration of primers (as compared to standard PCR with Taq), in >combination with our highly active proofreading enzyme (after >reactivation, of course) gives better results in terms of product >yield and sensitivity. Therefore, a reduction of the primer >concentration surely will result in worse results.
とTechnicalサポートに言われました。proofreading polymeraseでプライマーは削られるから多めに入れろということか?と思い他の酵素では?と疑問も膨らみ、今回お聞きした次第です。ですが、削られたと言う方はいませんでしたので、この現象はキアゲンの酵素の特徴なのかもしれません。

qq様
>プライマーの3'端最後(一個手前)のホスホジエステル結合をS化すると、切>れ込まなくなるのではないでしょうか?
これだとキアゲンのpolymeraseでも大丈夫そうですね。検討してみます。

丸様
>酵素を変えなくても、ステップダウンをすれば大丈夫そうな気がします。
real-timeの装置でもできるか調べてみます。

ありがとうございました。

(無題) 削除/引用
No.332-7 - 2012/03/25 (日) 04:39:41 - プライマー
皆様、教えていただきありがとうございます。

通りがかり様
>PCRがうまくいかない理由は「かじられるから」ではないと思います。

プライマー同士のミスアニールで、目的外の塩基が付加されたり、プライマーの立体構造が良くなくて正しくない箇所にアニールしたり、配列は完全に一致しなくてもコピー数が多い(RT-PCRですのでRNAの数に影響されます。)など、いろいろあると思います。

プライマーの位置を動かせればいいのですが、対象遺伝子の属する遺伝子ファミリーとの配列の相同性が高いので、特異的な配列が少なく、3’末端の1塩基でファミリーとの特異性を保とうとしているので、他の配列が選べないのです。

かじられるのに神経質なのは、3’末端だけ鋳型にアニールしてないプライマーが多く存在し、これらがエクソヌクレアーゼによって削られることで相似配列に完全一致なプライマーとして働いてしまうのが怖いからです。

Platinum Taq High Fidelityでも削られてもおかしく無いのですが、今回と同じ状況の別遺伝子の増幅の際には、どういうわけか大丈夫でした。もっともこの際は殆ど同じ領域からプライマーを6つ合成し、全部シングルバンドがでましたが、たった1つを除き、多かれ少なかれ相同配列を持つターゲットを増やしてしまいました。残った1つのプライマーは、数十クローン程度では相同遺伝子の増幅は見られていません。しかし、最終目的である並列シーケンサでの解析では相当量の相同配列が出ると思います。(シーケンス後プライマー配列終了位置から最初の3塩基で、判別で切るようにはなっています。)

(無題) 削除/引用
No.332-6 - 2012/03/24 (土) 23:34:34 -
"primer blastで問題ないはずのprimerで、エクストラバンドが出て、アニーリング温度を上げても消えません。上げすぎると目的産物も消えてしまいます。"

酵素を変えなくても、ステップダウンをすれば大丈夫そうな気がします。

(無題) 削除/引用
No.332-5 - 2012/03/24 (土) 19:09:16 - qq
やったことないので、思いつきです。
以下は、北海道のDNA屋さんのHPから、
>S化は、リン酸ジエステル結合部分の酸素原子が一つだけ硫黄原子に
>置き換わっている骨格を持つオリゴで、アンチセンス分野によく用い
>られます。弊社では常時大量合成できる設備を持ち、電気泳動、およ
>びMALDI-TOF/MS質量分析による厳密な品質管理によって常に高品質
>のオリゴを提供することができます。

プライマーの3'端最後(一個手前)のホスホジエステル結合をS化すると、切れ込まなくなるのではないでしょうか?

(無題) 削除/引用
No.332-4 - 2012/03/24 (土) 13:13:32 -
ご存知だと思いますが、PCRに用いられるDNA polymeraseは大きく2種類に分けることができます。

http://www.toyobo.co.jp/seihin/xr/lifescience/products/product/pcr/archives/2010/10/kod_fx_neo.html

polI型(Taqなど)とα型(KOD など)です。α型酵素は、polI型酵素にない、3'→5'エキソヌクレアーゼ活性を有しています。逆にpolI型には5'→3'エキソヌクレアーゼ活性があります。

そのため私達の経験では、ある遺伝子のプライマーを用いて似たような遺伝子に対してPCRをしようとして、KODでは駄目な時、Taqを使ったら、増幅できたという経験と、Taqでも駄目だったという経験の両方があります。


私も5'→3'エキソヌクレアーゼ活性も3'→5'エキソヌクレアーゼ活性も無いというPCR酵素があれば教えて欲しいのですが、当方は現在のところ知りません。

(無題) 削除/引用
No.332-3 - 2012/03/23 (金) 22:09:52 - たいれっくす
KOD FXを好んで使っています。

通りすがりさんと同じく、high fiderityの酵素でプライマーが削れて困ったことはありません。

(無題) 削除/引用
No.332-2 - 2012/03/23 (金) 13:28:44 - 通りがかり
かじられるなぁっと思たことないです。
PCRがうまくいかない理由は「かじられるから」ではないと思います。

プライマーをかじらないhigh fiderity polymerase 削除/引用
No.332-1 - 2012/03/23 (金) 13:26:14 - プライマー
PCRプライマーの3'末に特異性を依存しているため(そこ以外の配列でPCRするとFamilyの遺伝子も増えてしまう。)、プライマーをかじらないHotstart&high fiderity polymeraseを探しています。Platinum Taq High Fidelityで、今までは良かったのですが、primer blastで問題ないはずのprimerで、エクストラバンドが出て、アニーリング温度を上げても消えません。上げすぎると目的産物も消えてしまいます。dNTPやMgSO4濃度をいじろうと思っていますが、他の高い忠実性を持つポリメラーゼにも興味があります。

欲を言えばFidelityも高くHotstartでGC配列に強ければ言うこと無いのですが、お勧めはありますか?以前Vent polymeraseでプライマーをかじられた経験があり、エクソヌクレアーゼが強力だとプライマーが削られるのではと思っていますが、自信はありません。このような考えは間違っているのでしょうか?

13件 ( 1 〜 13 )  前 | 次  1/ 1. /1


パスワードを入力してチェックした記事を チェックした記事を

このトピックにメッセージを投稿する
名前 
メール   アドレス非公開
   タイトル 
本文      
設定  クッキーを保存(次回の入力の手間を省けます)
上に上げない(トピックの一覧で一番上に移動させません)
解決(問題が解決した際にチェックしてください)
暗証  半角英数字8-12文字の暗証番号を入れると、あとで削除、修正ができます。
送信 

〔使い方〕
  • 「アドレス非公開」をチェックすれば、自分のメールアドレスを公開しないで他の方からメールを受け取れます。
  • 問題が解決した際には、解決ボタンをチェックして解決した旨のコメントをつけてください。これは、初めにトピックを作った人と管理人のみが可能です。
  • 半角カタカナ、機種依存文字(全角ローマ数字、○の中の数字等)は文字化けの原因となりますので使わないでください。