Bio Technical フォーラム

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(無題) 削除/引用
No.1405-5 - 2013/02/01 (金) 22:33:41 - 直輝
追記します。

>ある人の方法だと、各wellへのピペッティングが2回になり、各well間の誤差がより大きくなるではないか、と主張したところ、
それが本当の誤差なのだ。ピペッティングを1回にするのなら3wellとも全く同じ内容になるのだから(実際は必ず結果に誤差が出てきますが)、そもそもtriplicateをする必要はない、と反論されました。

その人の反論のとおりだと思います。

みみさんのやり方だと、triplicateには#3で生じた誤差しか反映されていませんよね。でも、#1や#2の時にも誤差は発生しているわけです。triplicateの誤差が小さいのは、最後に3つに分注した誤差しか見ていないからであって、#1や#2のときに誤差がなかった訳ではありません。

後者のやり方だと、triplicateは#2と#3の誤差を反映しているので、少し広い範囲の誤差を見ることができます。

(無題) 削除/引用
No.1405-4 - 2013/02/01 (金) 22:00:51 - 直輝
別にどっちでもいいと思うよ。

でも、ある人が言ったやり方が普通でしょう。(私も後者のやり方です)
理由はcDNA入りのマスターミックスを作ると、サンプルの数だけマスターミックスを作ることになり、チューブが増えて面倒臭いから。
みみさんの方法に比べれば、Triplicateの誤差が多少増えるのかもしれないけど、特に問題は感じていないです。

Applied Biosystemsのreal-time PCRの講習も受けたこともありますが、やはり後者のやり方で教えられました。

(無題) 削除/引用
No.1405-2 - 2013/02/01 (金) 19:53:24 - KY

>
> プライマーではなく、cDNAを含むマスターミックス1を調整する理由ですが、リアルタイムPCRの場合、最後にGAPDH等のインターナルコントロールでノーマライズするためには、A、B、C、GAPDHのPCR溶液それぞれに含まれるcDNAの量ができるだけ等しくなければならないと考えるからです。逆に、プライマーの量は若干誤差が出たとしても、cDNAに対して元々十分量添加されているはずなので、結果に差が出にくいと判断しました。

私はあなたと同じ方法で行っております。理由は同じです。

リアルタイムPCR用マスターミックスの調整の仕方 削除/引用
No.1405-1 - 2013/02/01 (金) 18:16:18 - みみ
タイトルの内容について質問させて下さい。

私は通常、リアルタイムPCRのマスターミックスを調整する際、全ての内容物を含んだマスターミックスを作成して、それを分注しています。
具体的に述べますと。例えば、technical replicatesをtriplicateにした場合ですが、

#1:まず、SYBR-green+水+cDNAのマスターミックス1を調整します。
#2:次に、マスターミックス1を使用するプライマー数だけ分注します。使用するプライマーが4種類(A、B、C、GAPDH)なら、4つに分注して、それぞれにプライマーを加えます。これをマスターミックス2とします。
#3:最後に、4つのマスターミックス2をそれぞれ(triplicateなので)3つのwellに分注し、リアルタイムPCRマシーンにかけます。

プライマーではなく、cDNAを含むマスターミックス1を調整する理由ですが、リアルタイムPCRの場合、最後にGAPDH等のインターナルコントロールでノーマライズするためには、A、B、C、GAPDHのPCR溶液それぞれに含まれるcDNAの量ができるだけ等しくなければならないと考えるからです。逆に、プライマーの量は若干誤差が出たとしても、cDNAに対して元々十分量添加されているはずなので、結果に差が出にくいと判断しました。

しかし、ここである人にこう言われました。
普通は、
#1:まず、SYBR-green+水+プライマーのマスターミックス1を調整します。使用するプライマーが4種類なら、4つ。
#2:そのマスターミックス1を(triplicateなので)3つのwellに分注します。
#3:最後に、その上から、cDNAを3つのwellに一発ずつ足していき、リアルタイムPCRマシーンにかけます。
だよ、と。

両者の違いは、
1、私がcDNAのマスターミックス1を調整するのに対し、ある人はプライマーのマスターミックス1を調整する。
2、私がマスターミックス2を調整し、各wellへのピペッティングを1回で済ますのに対し、ある人はマスターミックス2はスキップしてwellに分注してしまう。そしてその結果、cDNAを追加で1wellずつ足して行く。
の2点です。

ある人の方法だと、各wellへのピペッティングが2回になり、各well間の誤差がより大きくなるではないか、と主張したところ、
それが本当の誤差なのだ。ピペッティングを1回にするのなら3wellとも全く同じ内容になるのだから(実際は必ず結果に誤差が出てきますが)、そもそもtriplicateをする必要はない、と反論されました。
確かに、オンラインでプロトコルを検索すると、ある人の調整法ばかりがヒットしてきました。

私の調整法には、なにか問題があるでしょうか?それとも、どちらの調整法でも、問題はないのでしょうか?
リアルタイムPCRに詳しい方、ご存じの方、御教授よろしくお願いいたします。

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